SpaceLAB.: human to environment: sasebo

スペースラボ

ネットワークの場としての時空間研究所

通りぬける空間と、情報ファサード

公共建築が街並みにはたす役割

ターミナルモール　通り抜ける

駐車８０＋６台以上を必要とした駐車場を、ピロティで２階に持ち上げたことで、緑地からシーサイドパーク、港から小佐世保川への通り抜けの動線が確保された。

ハーバーカフェテラス　開かれる

港にそって設けられる幅１０ｍの親水エリアに対して、１階のカフェをオープンにしてテラスとすることで、憩いの場を提供する。これが、港側をガラス張りにしたことに働いて、建物と水辺の関係をより近いものにしている。

インフォメーションウォール　伝える

建物の外周には電光掲示板が巻かれ、さまざまな情報が伝えられる。建物の外観は、掲示板の情報がうまく流れるように角を丸くし、上下をガラスやピロティで目立たないように処理された。

ターミナルモールは、２階の駐車場が覆いとなって、タクシー待ちや車の荷物積み下ろしのスペースを、雨風から切り出した。

公共建築は、とかく大きな建物になる。インフォメーションウォールは、大きな建物の大きな壁面を無駄にしないだけでなく、役割を与えることでじゃまから開放してくれる。

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